人生100年時代のライフプラン講座・第2回
2024/11/05
人生100年時代シリーズ(ライフプラン講座)
自分や家族の「長い一生の設計図」をえがいてみませんか。
そこには希望や夢があふれ、それを実現していく過程で、心にも、経済的にもゆとりが生まれ納得のいく人生を送れるかもしれません。
私たちファイナンシャル・プランナーは、読者の方がより良い、実現可能な設計図を作成するサポートをする伴走者です。
今後、1年間を通して、設計図の作成、運用や税金等の知識等々、喜んでいただける情報をお届けします。
第2 回目は、教育資金について届けします。
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高騰する教育費、準備は長期で計画的に
1.データで見る教育費
今回は、教育費、特に大学費用の準備方法について見ていこうと思います。
子どもにはできるだけ良い教育を受けさせたい、好きなことを学ばせたいと思うのが親心です。少子化で1人の子どもにかける親の期待もお金も増える中、教育費はデフレ下でも値上がり傾向が続き、とても高額になりました。
グラフ1は、大学の初年度授業料と入学金合計の推移です。
【グラフ1】大学の初年度納付金の推移
このように、大学の費用は年々増加傾向にあります。国立大学の学費は学部に関係なく一律ですが、私立の場合は学部によって学費が違います。自宅から通えない大学に進学すると、生活費も必要です。子供にかかる教育費には際限がありません。
以下に、幼稚園から大学までにかかる費用の目安を示します。
幼稚園から大学まで全て公立の場合の学費は822.5万円、全て私立の場合は2307.5万円となります。大学が自宅外通学の場合は、さらに421.9万円がかかります。こちらにお示ししたのはあくまでも平均値なので、実際にかかる金額は個々のご家庭によって大きく変動するでしょう。特に大学進学にはまとまった金額が必要となりますので、長期的な資金計画を立てて準備することが大切です。
☆具体的な積立方法など準備の仕方は次回、ご説明します。
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