世界の風と日本の現実① ― いま、私たちの暮らしに何が起きているのか
2026/04/11
世界の風と日本の現実①
いま、私たちの暮らしに何が起きているのか
最近、住宅購入のご相談の中で、こんなお声をいただくことが増えています。
「物価も上がっているし、金利も上がりそうで不安です」
「今、動いていいのか、それとも様子を見るべきなのか…」
この“迷い”は、決して個人の問題ではありません。
実はその背景には、世界全体で起きている大きな変化があります。
私はこれを「風」と「潮流」という言葉で整理しています。
例えば世界では今、
・中東情勢の不安定化
・資源価格の上昇
・インフレの再燃
・金利の上昇
といった風が吹いています。
こうした風が重なり合い、一定期間続くことで、
次第に風が「潮流」という大きな流れになっていきます。
例えば現在の潮流としては、
・低金利時代から金利のある時代への転換
・物価が安定していた時代から上昇を前提とする時代への変化
・国や制度に依存する流れから、個人が判断する時代への移行
といった、大きな方向性の変化が生まれています。
そしてその潮流は、やがて
・住宅ローン金利の上昇
・生活コストの増加
・資産価格の変動
といった形で、私たちの生活に入り込んできます。
つまり、ニュースで見ている世界の出来事は、すべて自分の暮らしに繋がっているのです。
ここで大切なのは吹いている風を「当てること」や「予測すること」ではなく
「理解すること」です。
未来を正確に予測することはできません。しかし、
・今、何が起きているのか
・なぜ起きているのか
・どの方向に動いているのか
これを理解することは努力次第で十分に可能です。そしてこの努力がご自分の判断
基準を作り上げていきます。最終的には自分の判断の拠り所となる“軸”を育てていくことになります。
私はこれを「基軸」と呼んでいます。
住宅購入も、資産形成も、相続も、すべてはこの「基軸」から始まります。
逆に言えば、基軸がない状態での判断は、環境に振り回されることになります。
・金利が上がるから不安
・周りが動いているから焦る
・情報が多すぎて決められない
こうした状態から抜け出すために必要なのが「基軸を持つこと」です。
次回は、「では具体的に、どうすれば基軸を持てるのか?」について風や潮流の具体例をあげてお話ししたいと思います。
井上 昇(CFP)
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