実家を手放す決断について
2026/09/07
先日、YouTubeを見ていた時、おすすめの番組として
『帰る場所を閉じるとき~家じまいの決断~』というドキュメンタリーが出てきました。
「家じまい」とは、住み慣れた実家や思い出の詰まった家を自分の手で片付け、
売却や解体をして手放すことを言います。
私は以前、都内の不動産会社で、相続や資産形成のコンサルタントしておりました。
仕事柄、「家じまい」のお手伝いは何回かしていましたので、
このドキュメンタリーに大変興味持ち視聴いたしました。
島根県にご自宅を持つ86歳の女性は、ご主人がお亡くなりになった後、
一人で20年間、ご自宅を守っていらっしゃいましたが、
高齢になり、東京に住むご長男と同居することが決まり
「家じまい」=「売却」を決意されました。
子供たちに迷惑をかけたくないという思いから売却を決めたとはいえ、
売買契約後には「寂しい」と涙を流している姿や、
思い出の品が処分されていく様子を涙しながら見ていたご長男の姿が、
とても印象的でした。
ではなぜ、ご自宅を手放す決意をしたのでしょうか。
そのままにしておくことはできなかったのでしょうか。
空き家を維持するというのは、思いのほか費用がかかります。
固定資産税、都市計画税、火災保険料、水道光熱費、
維持管理のために通う交通費、老朽化による修繕費、
また、空き家の状態が極端に悪いと、「管理不全空き家」や「特定空き家」と指定され、
固定資産税の負担が6倍になる事もあります。
65歳以上の一人暮らしの世帯(空き家予備軍)は、2040年には1041万世帯と予測されています。
今後、ますます増えていく空き家に対して、自分亡き後、子供達に任せておけばなんとなる・・
という時代は終わりました。
番組を見終わり、
自宅を残す、または処分する、
そのどちらを選択したとしても、ご家族が幸せになる決断をしてもらいたい
と改めて思いました。
※ YouTubeの動画はこちらです。
第35回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品
「帰る場所を閉じるとき~家じまいの決断~」 TSKさんいん中央テレビ
https://www.youtube.com/watch?v=ne1O52xopMs
11月21日に「相続前、相続後の不動産の整理のコツ」というセミナーを開催いたします。
家じまいに限らず、何かご心配事がありましたら、是非、お気軽にご参加ください。
ファイナンシャルプランナー 雨海 幸恵
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