経済学とファイナンシャル・プランニング
2025/11/16
私たちは、日々の暮らしの中で経済という大きな流れに包まれています。
物価が上がった、金利が動いた、株価が下がったーーそう聞くと、どこか遠い世界の話のように感じるかもしれません。
けれども経済とは、本来、人々の行動と選択の積み重ねです。
つまり、私たちの暮らしそのものなのです。
南英世さんの『よくわかる経済学入門』(角川文庫)には、こんな一節があります。
「経済学とは、私たちが限られた条件の中で、どのようによりよく生きようとするかを考える学問である。」
これは決して抽象的な言葉ではありません。
収入が限られている中で何を優先し、どのように暮らしを築くかーーその考え方自体が経済学の始まりなのです。
このように、私たちの暮らしは「限られた条件の中で、どう生きるか」という選択の連続です。
たとえば「旅行に行くか、貯金を増やすか」「家を買うか、賃貸を続けるか」。
何かを選ぶということは、同時に何かをあきらめることでもあります。
こうした関係を、経済学では「選択とトレードオフ」と呼びます。
そしてこの考え方は、ファイナンシャル・プランニング(FP)にも通じます。
FPとは、人生の資源 ―お金・時間・健康・人とのつながり― をどう配分し、どう守っていくかを考える技能です。
そして、その実践をともに歩みながら支える伴走者ーー それがファイナンシャル・プランナーです。
景気や金利といった“外の変化”に対して、どんな状況でも揺るがない“内の基軸”を持つ。
その基軸こそがライフプランであり、人生の拠り所なのです。
金利が上がれば住宅ローンの負担が増える一方で、預金や年金には追い風となります。
物価が上がれば家計を圧迫しますが、資産の価値が変わる視点を持てば対策は見えてきます。
経済の波は止められません。
しかし、自分の「羅針盤=ライフプラン」を持てば、波に流されず、進む方向を選べます。
情報があふれる時代、知っていることが多いほど迷いやすくなります。
本当に必要なのは、知識よりも判断の拠り所ーー つまり自分の基軸を持つことです。
経済学が社会の羅針盤を示すなら、ファイナンシャル・プランニングは人生の羅針盤を描く技能そのものです。
経済学的に物を見る努力により、「どう生きるか」「何を守るか」の答えが、さらに明確に見えてきます。
「どう生きるか」は、あなたの場合、「人生をどう活かすか」ということかもしれません。
今、あなたはどの方向へ歩もうとしていますか。
その“基軸(拠り所)”をどう描くか――
私たちファイナンシャルプランナーと一緒に考えてみましょう。
CFP 井上 昇
★セミナーでライフプランの真の意味と役割を解説します。
2025年11月22日(土) さいたま新都心
2026年 1 月18日(土) 岩槻
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