セミナー情報・事例
不動産活用による老後資金の確保(リバースモーゲージ)
不動産活用による老後資金の確保(リバースモーゲージ)
「ご子息は海外に居住しており、お一人で戸建住宅にお住い。すぐにでも入浴が快適な有料老院ホームへ入居したい」という方。金融資産を減らさず海外のご子息にスムーズに相続するため「リバースモーゲージ」を活用することとした。
ご相談内容(経緯・相談内容)
現在、介護施設へ入居(月45万円)しているが、施設のサービスに不満。特にお風呂が自由に使える施設へ移りたい。ついては、施設見学の付き添い、施設の吟味、そして資金繰りのサポートを依頼したい。
お客様の情報(年齢・勤務先・家族構成など)
ご本人 76歳女性 年金生活者 息子50歳 結婚して海外に移住
既にFPとしてサポートをしているお客様。突然連絡が取れなくなり、継続して連絡を試みていたところ、半年後に本人より連絡あり。本人の話によると自宅で階段より落ち、救急車にて病院へ運ばれたとのことでした。
解決方法(対応手順・方法)
①介護施設の選択・確定・主手続き
条件に合う施設を探す為、情報集めを行い、ご本人と面談。集めた情報を精査し、ご本人と一緒に施設の見学を行い、決定。さいたま市から板橋区への住所変更にあたって市役所等への手続きを代行
②必要資金の準備 一時金2千5百万円 ランニングコスト月20万円の確保
一時金のうち2千万円についてリバースモゲージを利用。返済方法は、返済方法を利息のみに設定し、元金については自宅を賃貸に出し、資金をプールして十年後に一括返済の計画を立てました。
⇒【状況と対応】をご覧ください
借入先銀行の仕組み(借入額と普通預金の残高の差額分について利息を支払う)を有効に活用し、利息の支払いを軽減し生活にゆとりを持たせました。他行預金・年金・配当・家賃を借入先銀行に、集中するのがポイントです。
お客様からの言葉(感謝・叱責)
緊急で搬送され、その後施設に入って落ち着くまで、連絡を取る事が出来ませんでしたが、その期間に心配をして頂き、色々対応を行っていただいた事、感謝しております。FPの契約という枠を超えて、対応を行っていただいた事、連絡が取れた後に色々と対応をした頂いた事深く感謝しております。
その後のフォロー
施設の利用に不満が無いかなど、ストレスの無い生活が送れるよう見守っています。今後もサポートをしっかり続けることにより、不動産の売却や、家族信託等、丁寧に一つ一つ対応を行っていきます。