<2026年の潮流・前編> 変わりゆく世界、変わる日本
2026/01/05
<2026年の潮流・前編>
変わりゆく世界、変わる日本
~トランプ・プーチン外交とアジアの台頭が示す「潮流」~
この一年、世界は想像以上のスピードで動きました。
そして2026年、新たな潮流が静かに、しかし確実に姿を現しつつあります。
その象徴的な出来事が、米国のトランプ大統領とロシアのプーチン大統領の相次ぐ中国・インド訪問のニュースでした。
これらの訪問は、単なる外交儀礼ではありません。世界の重心がアジアへ移りつつある
現実を、強烈に印象づける出来事だったと言えるでしょう。
アジアの人口規模、経済成長率、そして消費市場としての魅力は、もはや欧米が中心だった20世紀とは違う新しい時代を示しています。
各国が中国・インドを軸とするアジア市場との結びつきを強めるのは、単に経済的利益のためだけではありません。政治面でも、アジアでの合意形成が国際秩序に影響する場面が増えており、「アジアを抜きに世界は動かない」状況が生まれつつあります。
こうした世界の変化は、日本の暮らしにとって遠い話ではありません。
2025年後半から、日本では日本銀行(BOJ)の利上げ局面に入り、金利が“動く時代”に戻りました。長く続いた低金利環境に慣れた私たちにとって、この変化は家計の感覚を揺さぶる出来事です。
住宅ローンや修繕計画、資産運用における選択肢は、これまで以上に「金利」という要素を意識せざるを得なくなりました。
さらに、日本初の女性首相である高市政権の経済政策も注目を集めています。
拡張的な財政政策と国内投資の促進、賃金底上げの仕組みづくりが進められる一方で、国債市場では利回り上昇が続き、長期金利はかつてない水準に近づいています。
政府の政策方向と市場の反応の乖離が時折見られ、経済の“体温”ともいえる物価、そして家計の“血流”である金利が、少しずつ変化していることを感じ取れます。
この記事でお伝えしたいのは、「来年の市場予測」ではありません。
世界の風は常に変わります(市場は常に速やかに変化します)。
しかし、風を生み出す“潮流=Current”は、それに比して、ゆっくりと動き、決して目立つことはありません。アジアの台頭、米国の内向き志向、ロシアのアジアへの接近。この三つの大きな潮の向きは、日本の暮らしの前提条件を変えつつあるようです。
では、この潮流の転換点に立つ今、私たちはどのように暮らしを守り、資産を整え、家族の未来に備えるべきでしょうか。
後編では、住宅購入・売却、資産形成、家計防衛といった“生活に直結するテーマ”に焦点を当て、2026年の暮らしを考えるための視点を整理してまいります。
CFP 井上 昇
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世界の潮流と日本の現状について、
セミナーで詳しくお話しします。
<2026年2月1日(日)・さいたま新都心>
変わりゆく世界、変わる日本
~私たちは豊かな生活と安心を手にできるのか~
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