空き家にかかる管理費用について
2023/04/08
空き家を維持管理するためには、様々な費用が必要になります。
どの様な費用がかかるのか、詳細をご存じ無い方が多いのではないでしょうか。
今回は、空き家の管理費用を分かり易くご紹介していきます。
空き家にかかる管理費用
空き家を所有していると必要になる管理費用を、項目ごとに見ていきましょう。
税金
・固定資産税
土地や建物などを所有していると発生する税金の一つで、所有者が納税しなければなりません。
市区町村が課税しており、固定資産税評価額によって算出されます。
・都市計画税
都市計画税は、地域によって課税される可能性のある税金です。
公園や道路の整備など、市町村の発展を目的としており、市街化区域に空き家を所有している場合に課税されます。
その他費用
・修繕費
時間の経過とともに建物の劣化が進み、家屋倒壊や破損などの危険性が高まるため、修繕が必要です。
また長期間放置すると、動物や害虫が住み着いたり、外部から侵入されることもあり、大変危険です。
定期的に換気や修繕を行い、トラブルを防ぎましょう。
・水道光熱費
殆ど利用していなくてもそれぞれ基本料金がかかるので、空き家にかかる水道光熱費は ”年間平均3万円程度” とされています。
電気 ・水道・ガスを継続契約している場合は、ブレーカーを落としたり元栓を閉めるなどして節約をすると良いでしょう。
・火災保険料
放火や漏電などにより、人が住んでいない空き家に火災が起こるケースがあります。
予期せぬ火災に備えるために火災保険に加入したいところですが、空き家は保険対象外となっていることが多いです。
保険会社や保険のプランによっては加入できる保険もありますので、保障したい内容に合わせて最適な保険を選びましょう。
まとめ
空き家の管理費用は、税金では ”固定資産税、都市計画税”、ぞの他の費用では ”修繕費、水道光熱費、火災保険料” などが必要です。
また、管理費用の他にかかってくるのが ”時間” と ”労力” です。
当社ではライフプランや資産形成のほか、不動産に関するご相談も承っております。